保険適応でなんとか採卵まで持ってこれた話。
採卵予定日まではどれも失敗してはならぬ、絶対にならぬ、と思えば思うほど注射は痛いし手は震える。
最後の最後に打ったばちくそ長い注射がいいとこに入って全く痛くなかったのが嬉しかったな。
脂肪に手厚く守られし我が肉体。
そして慣れたころに注射卒業🫨
あと坐薬。排卵しないように採卵日2日前から坐薬。
坐薬なんてくそがきの頃に母親にやってもらって以降ご縁がなかったものだから加減がわからなくて。もうなんだろう。私の肛門、仕事してたわ。ありがとう筋肉。引き続き治安良く末長くよろしくお願いします。
排卵せずになんとか採卵当日を迎える。
怖くて怖くて。手術室で処置するのね。
間違いなく麻酔が効いていたのにかちゃかちゃする音と圧迫感というか感触だけはわかる。
たのむ俺の体内。なんとか次に繋げてください。
あっという間に終了。
あっという間にトイレにいかされる時間。
私ね、三半規管が大変弱くて
車酔いとか船酔い、あとジェットコースターとかもダメなんですよね。
全身麻酔ではなかったので、大丈夫かなーと寝てる体制のときはモンハンしながら余裕だったわけです。
で、立ったらもう目眩グラグラ冷や汗が止まらないし手汗びたびたでふざけてんの?ってくらい手が震える。
お会計して次の予約した記憶がまっっったくなくて…。
時間が合ったので夫が付き添ってくれてたんですが、タクシーでなんか絶対無理だった。
帰宅後泥のように眠ったけど翌日までグラグラが抜けず。
年齢も年齢なので多めに取ってくれたのか、
結果的に9コ取れて3コ受精卵が出来て1コに賭けることになりました。
ほんとは2コ戻したかったし
そうするつもりでいたんだけど、
選べるほど質も条件も良くないという現実。
ここで終わりではなくまだ先に進めそうなことを喜ぼう。
今回夫から言われて泣いた言葉です。
よくわからんなりに寄り添ってくれてたことに驚いた。近すぎると見えなくなるもんだわ。
言われるまで見えていなかったけど、
まだ道が続いている。
命のことなのできちんと真面目に
だけど少しだけ力を抜いて次に進みます。